宝満山の山小屋でキャンプしました

PANDORA

2016年11月11日 23:20


 福岡の宝満山には何回か登っていますが、今回(11月3,4日)初めて頂上近くの山小屋
に泊まりました。山小屋があるのは時々見かけて知っていましたが、今回は食料持参でキ
ャンプです。

 竈門(かまど)神社の駐車場に車を止め、登山支度の後早速出発しました。先ずは竈門神社
で安全祈願し、左手の登山口から登り始めました。今回は男性5名、女性1名の計6名です。

 正面登山口からの登山でしたので途中の階段がきつく、休み休み登りました。特に百段ガ
ンギは階段の高さがあり膝や太ももが悲鳴をあげているようでした。中宮跡まで登ると緩や
かな女道を選択し、しばらく歩いて目的の山小屋キャンプ場に到着しました。

 山小屋には管理人さんがおり、今回は我々のグループ6人だけだったので小屋全体をゆっ
くり使って良いとのことでした。毛布20枚を6人で3枚づつ分けてスペースも広く取って寝床を
確保し夕食の準備に取りかかりました。

 前回の祖母山遠征キャンプでは食料を事前に人数分だけ調達し食材も中間処理したもの
を人数で分担して持ち上がりましたが、今回はそれぞれ自分の分は自分で用意することに
なっていましたので、私はアルファ米や固形スープなどお湯をかけるだけでできあがる食材
を用意しました。

 ただお湯を沸かすバーナーとクッカー(コッフェル)を持っていなかったので、事前に購入し
当日ザックに詰め込みました。もちろんガスボンベも一本用意しました。一泊のキャンプだっ
たのでお昼(弁当)と夕食・朝食の食料と非常食・行動食をザックに入れました。夜は毛布だ
けでは寒そうだったので寝袋も用意しました。

 キャンプでは水が一番大事です。そこになければ下から担いで持ち上げなければなりませ
ん。今回はや山小屋の近くの歩いて数分の処に水場があり、そこまで汲みに行って必要な
量を確保すれば大丈夫でした。この水場があるからキャンプ出来る訳です。

 夕食ではそれぞれが自分の食料を作るわけですが、余分に持ってきている人はその一部
を他のメンバーにお裾分けしていました。私も一部スモークウィンナーやお汁粉(固形)など
を持ってきていましたので皆に振る舞いました。

 キャンプはこの食事の時間が至福の時で、好きな人はお酒やビール、焼酎を持ってきて
それぞれ楽しんでいました。私も日本酒を少しお裾分けでいただきました。

 夜は0度から4度くらいに冷えるようでしたが毛布と寝袋でなんとか眠りにつけました。欲を
言えば寝袋は冬用のものが良かったかなと感じた程度です。次の機会があれば揃えようか
なと思っています。ただ重量も重くなるので全体とのバランスを考慮する必要がありますが。

 山小屋宿泊の費用は一人500円でバイオトイレもあり、快適に過ごすことが出来ました。

 翌日は6時に起きて顔を洗っている間にご来光が上がってきて、なんとか拝むことが出来
ました。慌ててデジカメを取りに行きカメラに納めました。その後朝食の時間では昨日と同じ
ようにお湯を沸かして食事をとりました。

 朝食後は三群山まで行く予定でしたが、キャンプが目的だったので早めに下山して温泉に
浸かることになりました。竈門神社から10分程の処に「ホテルグランティア太宰府」がありまし
たので、そこで昼食をいただいて、その後温泉に入り疲れも取れたところで解散となりました。


                   宝満山頂上の竈門神社上宮です。



                     翌朝ご来光を拝みました。



                     池面に浮かぶご来光です。



                      宝満山頂上の岩です。



               「宝満山キャンプセンター」と書かれていました。






関連記事