伊吹山登山

PANDORA

2019年07月15日 17:21


 先日(7月12日)、滋賀県の伊吹山に登ってきました。ここは今年の1月末に一泊のテント泊登山で
行ったところです。その時はテント泊の道具を手分けして登ったのでザックの重さは15kgでした。
 それでも皆さんからは「軽い!」といわれましたが、自分としては限界ギリギリの重さでした。

 今回は夏山山行(8月2~4日南アルプス鳳凰三山)のための訓練登山で男性2人、女性3人で
車に乗り登山口を目指しました。登山口の三之宮神社に車を止め、準備運動を済ませて早速登山
を開始しました。目の前の登山口からいきなり急登でしたが、曇り空で心地よい登山でした。

 二合目付近で女性が一人ややテンポが遅くなり、汗が噴き出して少し喘いでいました。リーダが
もう少し登ると三合目の東屋があり、そこで少し休むとまた元気が出るかも知れないと励ましながら
進みました。やがて三合目の東屋に到着し、水分を補給し行動食を食べました。

 その女性は多少楽になったものの、頂上を目指すのはやはり無理と答えたので、残りの4人で四
合目を目指して登り始めました。残った女性には三合目で待機するか登山口へ戻るかは自分の
体調と相談して対応するようにお願いし、念の為車中で休むことも考慮して車のキーを渡しました。

 順調に高度を稼いで進みましたが、七合目付近からは急登となり、一歩一歩ゆっくりと前進する
状態でした。伊吹山は単独峰で途中に木々が少ないのが特徴です。従って晴れた日には頂上も
麓もきれいに見渡せる山です。後ろを振り返ると登ってきた登山道や麓の様子が手に取るように
見えました。三合目の東屋もはっきりと見えました。ただし人の姿までは確認できません。

 頂上手前の急登を上り詰めたところで、前方にいくつかの小屋(食堂兼おみやげ物屋)が見えて
来ました。ここからは傾斜もゆるくなり頂上へ辿り着きました。頂上付近の「日本武尊」の像の前で
記念写真を撮り、お昼を過ぎていましたので昼食場所を確保して食事タイムとなりました。
 (伊吹山は九合目までバスや車でも登れるので頂上に「食堂や土産物屋」があるものです。)

 その後、頂上の三角点(1,377m)探してタッチして無事目的を達成しました。この日は梅雨の最中
でしたが雨には当たりませんでした。ただ雲が多く周りの山は殆んど見ることが出来ませんでした。
 晴れていれば遠く白山や御嶽山なども見えるようです。

 頂上でしばし休憩した後、下山を開始しました。頂上付近の八合目、九合目は石ころが多く、やや
歩きにくい道でしたが、七合目付近からはジグザグのなだらかな登山道でかなり早く下山できました。
 三合目の東屋を覘くと、待たせていた女性はいなくて自力で下山して車の中で休んでいました。

 下山後は汚れた靴を洗ったり、着替えたりして車に乗り込み帰途につきました。途中名神高速の
多賀サービスエリアで休憩し、その後出発地点まで戻って解散となりました。夏山登山の訓練とし
てはかなり成果があったと思います。もう2~3度訓練登山して本番を迎えたいと思っています。


      4合目付近から麓を見ています。真ん中辺に小さく三合目の東屋が見えます。



        7合目付近から麓を見たものです。真ん中の小屋は五合目の小屋です。



               途中で見かけた小さな「イブキジャコウソウ」です。



                  伊吹山山頂にある日本武尊の像です。



                    ノアザミに蝶が止まっていました。



                   伊吹山山頂の三角点です。(1,377m)



       七合目付近から見た下山風景です。三合目から上の登山道が見えています。

















 


 

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