京都東山界隈散策

PANDORA

2022年03月30日 22:37

 昨日(3月29日)、久しぶりに歩こう会のメンバと京都を散策しました。4月7日に本番を予定してい
る東山界隈の下見です。下見にも関わらず総勢9名の内7名の参加となりました。皆さん久しぶりの
京都を楽しみに来られたようです。コロナ禍も一段落したので足が向いたのでしょう。

 京阪三条で下車して、平安神宮や京都美術館などを巡り銀閣寺を目指しました。途中でお昼には
少し早かったのですが、「うどん」の名店があると言うことで「名代おめん」に入りました。開店が11時
で、丁度その時間に店の前に到着しましたので行列に並びました。

 11時になると最前列から少しづつ店内に案内されていましたので、ほどなくして入店できました。
 メニューから「春菜あんかけうどん」を注文し、しばらく待ちました。行列のできるお店なので直ぐに
は出てきません。しばらく世間話をしながら待っていると配膳されてきました。

 春野菜の天ぷらがトッピングされたやや大きめの「あんかけうどん」でした。うどんは多少コシが
あり、讃岐うどんを思い起こさせるような歯ごたえでした。この店は祇園に支店があり、もう一軒は
ニューヨークにあると言うことで、通の間では評判のお店だったようです。

 昼食後は銀閣寺を目指しました。今回は下見なので銀閣寺の中には入らず、門の前で確認し
次の目的地である「南禅寺」を目指しました。法然院や永観堂など「哲学の道」を散策しました。
 途中で結婚式の前撮り風景を見ることもできました。若い二人の喜ぶ姿を眩しく拝見しました。

 其の後「南禅寺の山門や水路閣」などを経由して蹴上の「インクライン」へと向かいました。
 ここでも人通りが多く、着物姿の若い女性達やカップルがスマホで自撮りしているのを沢山見かけ
ました。春休みと言うこともあってか、子供連れや若い人が多い印象でした。

 「琵琶湖疎水記念館」では明治の初めに造られた「インクライン」の歴史をジオラマなどを使って
詳しく説明していたのを初めてみました。京都は学生時代からいたのですが、この記念館に入った
のは初めてで収穫の多い見学でした。ここは平成元年(1989年)に建てられたとのことでした。

 最後は「蹴上」まで歩いて電車に乗り奈良へ戻りました。女性陣が多かったのですが、西大寺の
駅中の立ち飲み処で500円のちょい飲みセットを注文し、しばし反省会をして帰途につきました。
 あとは本番日に晴れることを祈るのみです。


                       「春菜あんかけうどん」です。



                ニューヨークにも支店がある「名代おめん」です。



                     「銀閣寺」の門前の案内板です。



                 「哲学の道」沿いでは桜が7~8部咲きでした。



                ユキヤナギとレンギョウも桜と花を競っていました。



                        南禅寺の「山門」です。
            石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな!」と叫んだ場所です。



                    琵琶湖疎水が流れる「水路閣」です。
                   京都が舞台のドラマでよく見かけます。



              琵琶湖疎水「インクライン」の考案者「田邉朔郎」像です。



               琵琶湖から京都へ船で物資を運んだ「インクライン」です。
               原理は「ケーブルカー」と同じですが、線路幅が2.5mです。
               明治23年から昭和23年まで約60年間稼働していました。
               全長582m、高低差36mの世界最大の傾斜鉄道跡です。










 

 

 


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