忘れたころに参加している「かぎろひ歴史探訪」を歩いてきました。前回は半年前です。
今回は近鉄大阪線の「真菅(ますが)駅」に集合し、その周辺を歩きました。テーマは
「蘇我氏の故郷を訪ねて」といった感じでした。奈良の古代史に詳しいT先生が案内役です。
いくつかの神社を回って途中曽我川の公園で昼食と先生の講義がありました。現在蘇我氏
は逆賊のように表現されているが本当はそうでもなかったのではないかという説です。また蘇
我氏は渡来人だったのではないかという説も含まれていました。
昔のことなので中々物証が少ないのですが、日本の文献や韓国の文献を良く読み込んで、
照らし合わせてみるとそのように考えた方が説明がつくのではないかという話でした。
もちろん他にもこの説を支持している学者さんたちがおられるようなので、荒唐無稽の話では
なさそうというのが印象的でした。
昼食・講義の後もいくつかの神社を回り、最後は今井町で街並みを散策しました。今井町は
戦国時代には経済力として「大和の金は今井に七分」と称されていたようです。街並みにも
うだつの上がっている家が沢山ありました。
八木駅の近くで解散となり希望者だけの「反省会」と称する飲み会がありました。これも恒例
行事のようです。私も参加させていただき、新しくブログ友達ができました。
次回の参加はいつになるかわかりませんが、また時間を見つけて参加したいと思っています。
「子部神社」です。小子部命と素戔嗚命を祀っています。
途中の近鉄沿線から見えた「二上山」です。
「岩神社」です。集落の産土神を祀っています。
「磐余神社」です。神倭磐余比古(神武天皇)を祀っています。
曽我川の堤防に 「フウセントウワタ」が沢山咲いていました。
(名前はブログ友達のemirinさんに教えてもらいました。)
近鉄電車と鉄橋、その向こうに「二上山」です。
「宗我坐宗我都比古神社」です。
蘇我氏の祖神を祀っています。
「天太玉命神社」です。忌部氏の祖神を祀っています。
今井町の街並みを歩くメンバーです。
同じく今井町の街並みです。うだつの上がっているのが見えます。