大和路ウォーク・郡山散策

PANDORA

2018年04月08日 14:39


先日(4月2日)、昔の会社のOBが集まり大和郡山市近辺を散策してきました。
 今回はJR郡山駅で集合しそこから、まずは「外堀緑地」へ行きました。ここは昔の郡山城の外堀が
あったところで、その一部が再現されていました。豊臣秀長(秀吉の弟)の時代にできたようです。

 その後少し南へ下って「薬園八幡神社」へ向かいました。聖武天皇の時代に悪疫が流行し、それを
治療するために薬草園を作ったのが始まりです。宇佐八幡宮の託宣を賜ってできた神社です。

 続いて近くの「源九郎稲荷神社」へ向かいました。源義経が吉野に落ちのびた時、白狐が側室静
御前を送り届けました。歌舞伎の「義経千本桜」に出てくる場所で、境内には「中村勘九郎」の植樹
がありました。

 続いて「御城之口餅」で有名な「本家菊屋」へ向かいました。創業400年を超えるお店で郡山城の
入り口にあったお菓子屋なのでそういう名前が付いたようです。豊臣秀吉公のための茶会で初めて
出されました。数人のメンバーがこれを買い求めていました。

 最後は郡山城址です。ここは1578年頃戦国大名筒井順慶が構築し、その後豊臣秀長が入城し、
最終的には豊臣政権五奉行の一人「増田長盛」が完成させたようです。江戸時代初期に天守閣は
焼失し現在に至っています。別の情報では伏見桃山城が焼失したのを受けてここから建築資材を
持って行ったという話もありますが真偽の方は判りません。また徳川家康が京都の二条城へ持って
行ったという説もありますが、これも明確な証拠は現在のところ見つかっていません。

 この後は大和西大寺へ電車で移動し、「味楽座」で何時もの打ち上げ会となりました。


                    「外堀緑地」の案内図です。



                      同じくその看板です。



                   「薬園八幡神社」の入り口です。



              神社名が書かれた提灯と灯篭も沢山ありました。



                   「源九郎稲荷神社」の幟です。



                     「郡山城址案内絵図」です。



                  郡山城の天守閣跡から見た内堀です。



                  入り口には立派な石碑がありました。



                4月2日なので「お城まつり」を開催中でした。











 

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