かぎろひ歴史探訪・屯鶴峰を訪ねて

PANDORA

2021年04月09日 10:28


 3月25日、今年初めての「かぎろひ歴史探訪」でした。久し振り(半年ぶり)に出会った人もいまし
た。今回は「屯鶴峰」を初めて訪れると言うことで大いに期待しました。昔から一度は訪ねてみたい
と思っていた場所でした。二上山・葛城山・金剛山・岩湧山などのダイヤモンドトレールの出発点で
もあったのでその思いを強くしていました。

 二上山駅に集合して一路「屯鶴峰」を目指しました。途中で「大坂山口神社」と「逢坂山口神社」の
二ヵ所を廻り、その由来等の説明を受けました。二ヵ所の神社がそれぞれ本家を名乗っているよう
でした。その後、県道703号線(香芝太子線)を大阪方面へ登って「屯鶴峰」へ向かいました。

 ここは千数百万年前に二上山の火山活動によって火砕流や火山灰などが堆積し、その後の地殻
変動によって隆起し、さらに、長い年月の間に侵食されて現在の姿になったようです。戦時中には陸
軍の航空部隊用の防空壕も作られていました。

 標高約150mの岩山でサヌカイトやザクロ石閃緑岩などの岩石が産出し、県天然記念物であり、
金剛生駒紀泉国定公園の見所の一つでもあるようです。登り口もいくつかあり色々と方向を変えて
景色を堪能しました。時間がなかったので防空壕には立ち寄りませんでした。

 その後「専称寺」まで足を延ばし、境内一杯の広がる「枝垂れ桜」を堪能しました。丁度満開の時
期で枝垂れ桜が地面に着くかのように垂れ下がっていました。枝垂れ桜を満喫した後は近くの近鉄
二上山駅まで戻り解散となりました。予定ではその後八木駅へ向かい希望者だけ「虎屋」で反省会
を開催することになっていましたが、小生はコロナの事もあり、後ろ髪を引かれながら家路へとつき
ました。


     二上山駅前の看板です。一番下に「どんずるほう」の文字が見えます。



               「屯鶴峯」の案内図です。



            「どんずる峯」の説明版です。



                 どんずる峯・その1



                 どんずる峯・その2



     浄土宗 天祈山「専称寺」です。             



                 枝垂れ桜・その1



                 枝垂れ桜・その2

































関連記事