団塊世代プラスONE

　10日ほど前（6月2日）に背振山系の金山に足慣らしで登ってきました。

　西区の姪浜で8時に待ち合わせして、車に乗せてもらい3人で一路三瀬峠を目指しました。

　三瀬街道には蕎麦やうどん、豆腐などの名店が並んでおり、一度は立ち寄りたいと思っています。

　そんなお店を横目に見ながら三瀬峠を目指して進み、途中有料道路がありますが、そこは迂回し
て旧道を登ります。料金を気にしている訳ではなく、三瀬峠が旧道にあると言うのがその理由です。

　佐賀県側に入ってすぐの所に三瀬峠があり、そこの空き地に車を駐車させて準備運動が済んだ
らすぐ登り始めます。昨年春に近くの井原山と雷山に登った時から、次は金山に登りたいと思って
いましたので、1年ぶりに願いが叶いました。

　登り初めの所に祠がありましたので、無事な登山を三人で祈願して金山を目指しました。

　途中三瀬山や城ノ山などのピークを越えながら登って行きましたが、、眺望と言う点では木立の
中だったので、もう一つの感がありました。半分ほど登った所で見晴らしの良い場所に出て立派な
金山の雄姿を見ることが出来ました。佐賀県側の山並みも広い範囲で見渡せ、昔の山越えも大変
だったろうなと感じました。

　そこからしばらく上り下りを繰り返してやっと金山の頂上にたどり着きました。ここも周りに木が茂
っていて見晴らしはあまりよくないのですが、小さな岩の上に登ってやっと少し見通せる状態でした。
　そこで登頂の記念撮影して、その後弁当を食べて一服してから下山を開始しました。

　三瀬峠にたどり着いてから、今度は車で佐賀県側に降りることになりました。目的は温泉に浸か
って登山の疲れを取るためです。そこからは峠道の好きな私がハンドルを握りました。しばらく佐賀
県側を走ると北山ダムの近くに「三瀬温泉やまびこの湯」があり、そこでゆっくり入浴し静養しました。

　帰りは再び三瀬峠を経由して福岡県側に向かって走りましたが、途中の豆腐屋で水を補給した
いと言う要望があり車を止めて給水しました。車の持ち主がいつもここで水を貰っていると言うとこ
で、大きなプラスチックのタンクを二つ車に積んでいてそれを満杯にして車に乗せました。ここの水
は無料と言うことで他にもご夫婦が水汲みに来られていました。コーヒーやお酒の水割りに使うと
のことでした。

　その後車の持ち主であるK氏がパソコンの調子が悪いとのことで、家へ行ってパソコンの疑問点
や質問対応をしたあと、姪浜の町で飲もうと言うことになって3人で繰り出しました。小さな中華料理
の店でしたが、創作料理などが豊富で美味しくいただきました。生ビール半額が決め手だったかも
知れませんが！

　登山の疲れと温泉入浴、その後のほろ酔い気分の状態で気持ち良く家路につきました！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「三瀬峠登山口地図」です。
　　　　　　　　　　　　　　　　右の現在地から真ん中辺の金山に登りました。



　　　この登山道は「九州自然歩道」の一部で、金山まで3.7kmの表示でした。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「アザミ」の花です。



　　　　　　　　　　　　　　「ウマノアシガタ」で虫たちが仲良く蜜を吸っていました。



　　　　　　　　　　　　　　途中の見晴らし台から見えた立派な「金山」の雄姿です。



　　　　　　　　　　　　珍しく「タツナミソウ」が咲いていました。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ノリウツギ」も咲いていました。
　　　　　　　　　　この「ノリウツギ」は「ミヤマキリシマ」の天敵（被圧植物）のようで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　久住山では対策を取っているようです。



　　　　　　　　三瀬峠から金山への道しるべですが、佐賀県側の山中地蔵からも登れます。



　　　　　　　　　　　　 　　「金山」（967m)の頂上にて。お隣は82歳の強者です！



　　　　　　　　　　　　　　この地図は福岡県側からの登山ルートを表示していました。